【読書感想文】病気を治す感情コントロール術を読んで

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読書

タイトルに「病気を治す」とあるこの本ですが、現在私は特に病気にかかっていることもありません。

けれども、今でもネガティブ思考が得意ですし、ちょっとストレスを感じると眠れない日が続くことはあります。
産後うつになっていたことや、新卒で働いていた会社でもストレスで体調を壊していた経験があるので、メンタル疾患になりやすいから気を付けないといけないな、とは常日頃から思っています。

本の題名でもある感情のコントロールといえば、私はストレスやホルモンバランスの影響などで気分が憂鬱になってしまい、ネガティブな考えで頭がいっぱいになり、辛くなってしまうことがたくさんあります。
イライラしてしまったり、ネガティブな感情をコントロールする方法はあるのだろうか?と思いながら読み進めました。

感情コントロール術 表紙
本の表紙

アウトプットが大事!?

一通り読んでまず感じたことが、感情をコントロールするには「アウトプットが大事」だということです。

本書では、病気になってから寛解へ至るプロセスとして「否認・受容・感謝」の3つのステップを進んでいくと書いてあり、その各ステージにおいて具体的にこうすると良い、という方法が処方箋として書かれています。
(処方箋って言い方がお医者さま…!)

どのステージにも書いてあるなと感じたことが、

人に相談したり、感謝を言葉にしたりと「話す」ことや
体調記録をつけたり、日記をつけたりといった「書く」こと。

つまり、アウトプットすることが各ステージ共通ではないかと思ったのです。
「書く」と「話す」は樺沢先生の著書「アウトプット大全」にも書いてある項目の2つに該当しています。さらに体調が悪いときでも、家で寝っ転がりながらでも取り組みやすい方法でもあります。

他にも、笑ったり涙を流したりすることも、感情をアウトプットしていることなのではと考えます。
病気のことについて本などで情報を得る=インプットするのも、アウトプット(本に書いてあったことを実践する)につながります。

憂鬱な気分やしんどい気持ちって、どうしても自分の中にしまいこみがちですが、それだと前に進めるわけでもなく、むしろ苦しい時間を過ごすだけになってしまいます。
今冷静に考えてみると、誰かにまとまらない話を聞いてもらって、アドバイスをもらったり解決策が浮かんだわけではなくても、モヤモヤがちょっとスッキリした経験がたくさんあります。
イライラしたりネガティブな考えで頭がいっぱいになったときは、とりあえず一人で抱え込まずに迷惑が掛からない程度に外に出そうと思います。
そしてもし、誰かの話を聴く側になったときも、相手がスッキリするまで話をさせてあげたいと思います。

ネガティブな感情の捉え方

そして、一番気になっていた「ネガティブな感情のコントロール」について。

私が今でも悩んでいることは、「自分を否定してしまうこと」です。
ちょっとしんどい出来事があると「ダメな自分…」と思ってしまい、周りのフォローがあっても「もうダメだ消えたい…」と、感情の負のスパイラルに突入してしまうことが多々あります。
最近では寝てじっとやりすごすことを覚えましたが、それでも負の感情が渦巻いている時間は辛いものです。

そこに、心に刺さる文が書いてありました。

 しかし、病気になったのは、「あなたの責任」ではありません。
 仕事をしすぎた、睡眠不足になっていた、食事や生活が不規則だった。そうしたものが、病気の原因として関係しているかもしれません。
 これらはすべて「あなたの行動」です。あなたの「人格」や「人間性」に問題があったわけではないのです。
 つまり、正すべきは、「あなたの行動」です。

病気を治す感情コントロール術/樺沢紫苑著 p.26より

「私はミスをする自分が嫌い。あんな行動をとってしまった自分自身が嫌い。認められない」
そう思っていたけれど、それは違うんですよね。

一回自分を嫌いになって、否定してしまうと、反省するもなにも次になにもつながりません。嫌いになる必要のない自分を嫌いになってどうするんだろう?自分を嫌っている自分も許せなくなってしまい、結果何も誰も良いことがなくて、解決もしない。
けれども「行動」だけに目線を向ければ反省して、次どうすればいいか計画をたてて、やってみる…それならできます。前に一歩進むことができます。
今度自分を責めそうになったら、私はダメじゃない、けどこういうミスはしちゃったから、ここだけ直していこう!と前向きに切り替えていきたいです。

私には息子がいますが、好奇心が旺盛でやんちゃで、叱られることも多々あります。
いけないことをしてしまって怒ってしまったときも「息子のことを嫌いになったわけじゃないよ、けどこの行動は良くないから、次回からこうしていこうね…」という気持ちできちんとお話していきたいです。自己肯定感を大事にすることにもつながると良いなと思います。

メンタル疾患に関連する本が、教育につながるとは思いませんでした。
病気に限らず、生活していくうえで心がラクになる様々な方法が書いてあり、これからもいろんな場面で役立てていきたいです。
アウトプット、大事ですね…!

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