手帳をかわいくオシャレに彩る「マスキングテープ」
手帳好きさんにとってのマストアイテム、実は簡単に手に入り、切って貼るだけで自分好みの手帳のデザインにできる便利アイテムってご存じでしたか?
マスキングテープは、塗装の際に必要のないところに染料が付かないように、保護するための仮止めのテープとして使われているものです。
今ではそのマスキングテープ(略してマステ)にもいろいろなデザイン、柄、幅のものができて、文房具コーナーに必ずといって良いほど売られています。
元々の仮止めテープの性質を利用した、粘着力が弱いのもメリットで
一度貼って「あ!曲がってしまった!」と修正したいときも、やさしく剥がせばもう一度貼ることもできます(紙質やマステによります)
こちらの記事では、主に手帳デコやマステ初心者さん向けに、
*マステの切り方
*マステの貼り方ーさまざまなレイアウト
*重ね貼りのコツ
をご紹介します。
手帳デコに使うマスキングテープ
マステには様々な幅やデザインのものが売られています。

売り場でもメインで置いてあり、手帳にも使いやすいのは
1.5センチ幅のものになります。
(写真のマステも全て1.5センチです)
長さは材質や値段によって変わってきますので、購入するときにパッケージを確認するようにしましょう。
これから使用するマステも、特に記載がないもの全て1.5センチ幅です。
マステの切り方
マステの切り方も主に3つあります。
切り口でだいぶ雰囲気が変わるので、マステの柄や貼り方によって使い分けると
ひとつのマステだけでもデコの幅が広がります。

①ハサミで切る
一番基本となる切り方です。
ページの端ギリギリまで貼るとき、罫線に合わせて切るときにベストな切り方です。
まっすぐできちんとした印象になります。
②テープカッターで切る
テープカッターを使って切る方法です。
独特のかわいいギザギザ感がでるので、紙を貼りつけたりするのもおススメです。
ラッピングに使う時もカッターを使うときれいに、かつ雰囲気が出ます。
③手でちぎる
これぞ、マステがやわらかい紙製だからこそできる技です。
両手でビリっと簡単に破くことができ、破いたところがまっすぐになりにくいので、
とても味のある切り口になります。
ナチュラルなテイスト・色味のマステなどと相性が良いです。
マステの貼り方ーさまざまなレイアウト
マステでノートや枠内を囲ったり足してオシャレにする方法です。
文字を書いてから余白に貼っても大丈夫ですが、
先にマステでレイアウトを決めてから文字を書くと、文字のバランスや位置もアレンジできて楽しめます。
①ヨコ向きに貼る
ページや枠の上下の余白に、横向きに貼る方法です。
マステのデザイン的にも、横向きに伸ばした時に絵柄の向きが揃うものが多いので、
基本的な貼り方になります。

これだけでも、まっさらなノートがかわいくなります。
また、上の写真では余白きっちりに貼り、ハサミを使って切りましたが、
逆に余白を残し、マステの端を手でちぎると…

同じ青いチェックのマステですが、先程の横貼りよりも、ほんわかナチュラル感が出ています。
(ベージュやくすみカラーでやったらとってもかわいいと思います…!)
②タテ向きに貼る
今度はページの端っこや枠の端っこに縦向きに貼る方法です。

縦貼りは、上の写真のようにページや枠の両端に貼っても良いですし、
マステの半分を現在開いているページ、そして紙をかぶせるような形で、
もう半分を次のページに貼ることもできます。

手帳やノートを開くときに、柄が目立って見えるので
インデックス風に使うこともできます。

③斜めに貼る
ノートの右上・左下(あるいは四隅でも、左上、右下の組み合わせでも)
に貼ります。
はみ出したマステはハサミで切り落とします。

メッセージカードのような、また雰囲気の違うレイアウトができました。
チェックの柄を合わせて貼ったので、パッと見の違和感もありません。
マステの柄がランダムな感じの柄だと、柄の出を気にせずに簡単にできると思います。
マステ2本以上の重ね貼りのコツ
さて、マステ一本でできる切り方やレイアウトを紹介してまいりましたが、
色も柄もたくさんあるマステ。ついつい買ってしまいますよね。
そして、数えきれないくらいたくさんの色や柄、幅の組み合わせを楽しめるのもマステの醍醐味です。
最後に2本のマステを使った重ね貼りのコツを、3つご紹介します。
①同系色(似た色・テイスト)でまとめる
服やコスメでも同じですが、同系色でまとめたり、柄のテイストを揃えると統一感がでます。

ピンクとラベンダーは両方ともパステルカラーで優しい色合いです。
ここにブラウンブラックや、ブルーブラックのインクで文字を書くと優しい雰囲気が増します。
くすみグリーンは、3色ランダムのものにアボカド柄のものを合わせました。
一番下は、黄色ベースで、フルーツにフラダンサーという南国テイストで統一してみました。
夏に使いたい組み合わせです。
試しに、色味とテイストを無視してみましたが…

それぞれのマステ、ひとつひとつはとってもかわいいのですが…
青み系キュートなデザインと
黄み系ナチュラルなデザイン…
ケンカしてしまいました…
初心者の方は、避けておいた方が無難ですね。
(わざとごちゃごちゃさせて、オシャレに仕上げる上級者の方もいらっしゃいます…!)
②柄モノには無地をあわせる
一本が柄物のデザインであれば、もう一本は無地を選ぶと柄がケンカしません。
さらに、柄物の中に使われている一色を無地の方でも使うと、統一感がでてとてもかわいくなります。

基本となるマステは、ピンクや黄色、黄緑の小鳥のマステです。
それぞれ鳥の色に使われているピンク、黄色、黄緑を合わせてみました。
ほぼ同じ色で、柄ものを合わせてもごちゃごちゃせず可愛く仕上がりました。
木の実に使われている赤いマステをもってきてもかわいくなると思います。
③太いマステと細いマステを組み合わせる
マステの太さを変える方法です。
ここでは太い方は1.5センチ、細い方は1センチ弱のものを使っています。

一番上は、太いマステの上側に貼ってみました。柄モノですがモノトーン系で揃えてあります。
二番目は、透けるタイプのマステだったので、重なったところがキレイな色になりました。
三番目は真ん中に貼ってみました。細い方が透けないタイプのものだと、もっとラインがきれいに出たかもしれません…!
今回は手帳デコ・マステデコ初心者さんも簡単にできるポイントを、
10点紹介させていただきました。
書くだけでも楽しく、自分のタメになる手帳ですが、
見返したときに楽しく、明るい気分になれたらもっともっと手帳を書くことが好きになると思います。
また「切ったり貼ったり」という一見単調に思える作業でも、良い気分転換になることがありますよ。
無心になりたいときにもおすすめです。
買うならこのマステ!
マステを買いに行ったものの、売り場にはたくさんのマステが…
どれもこれもかわいくて、どのマステを買ったら良いのかわからない…
と悩んでしまうこともありますよね。
そんなときは、セットになっている商品を購入するのがおすすめです。
自分では選ばない色や柄も入っているけれど、
使ってみたらとてもかわいくて、自分の新たな好みに気づけたこともあります。
さらに、単品で買うよりも1個あたりのお値段が下がっていたり、送料が無料のものもあります。
ランダムに入っているもの、色合いは統一されているもの…
いろんな組み合わせのセットがありますので、じっくりチェックしてみてくださいね。
何個か持っていると、色やテイストでページの雰囲気を変えることもできるため、
手帳デコの幅が広がります。
また、保存容器のラベル屋にラッピングに使ったりと、手帳以外にも様々な用途にお使いいただけます。
このブログを読んでくださった方の手帳ライフが、より良いものになりますように。
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