【読書感想文】もしも社畜ゾンビが『アウトプット大全』を読んだら

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読書

「もしも社畜ゾンビが『アウトプット大全』を読んだら」
という題名からして、普段家で家事や育児をメインに生活している専業主婦の私にとって、あまり関係のない本では…?と思っていました。
しかし、読み終えた今では、こちらのもしも社畜ゾンビ…通称「もしゾン」は、普段育児や家事、家族のサポートに追われていて、なんだか毎日ぼんやりと過ごしている主婦こそ読んでもらいたい一冊だと考えています。

ノートにメモしながら読みました

主婦は会社で長時間働いてはいないものの、日中は家族の生活のために家事をしています。家事というとひとくくりにされがちですが…ちょっと細かくみてみましょう。
例えば食事。料理だけなら楽しいじゃん?と思われがちですが…
実際は献立を決めるとこからはじまり、冷蔵庫の在庫や栄養バランス、スーパーの特売品といろんなことを頭に入れながら決め、買い物に行き、保存し、食事の時間にあわせて調理を開始しなければいけません。
マニュアルに書き出すと、サクッと数ページはいってしまうでしょう。

さらに、もし赤ちゃんがいたら、まずはお世話がメインになります。
赤ちゃんは夜中も3時間おき(…いや人によっては1~2時間おき…)に泣いて起きます。そのたびに、オムツ替えや授乳をしてあげたり、抱っこしてあげるのです。
やっていることは残業…というかこれを職場でしていたら労基法もびっくりの就労時間になりますよね。
なので、主婦だって「大変な思いをして頑張っている」という点では社畜と同じです。

主人公には「憧れの上司になりたい」という目標があります。一見この素晴らしい目標ですが、「上司のようになって何をしたいか」までは明らかにされていません。
だから、社内新規事業のプレゼンも、とりあえず「上司のようになるために」応募はしてみたものの、アイデアも中身もなく、ただ低い評価をされてしまいました。
これって、主婦にも同じような考えの人もいるんじゃないかなと思います。
たとえば「仲良しで幸せな家庭を築きたい」とふんわり思っていても、その「仲良し、幸せな家庭」とは具体的にどんな様子なのかまではすぐに出てこなかったりします。
幸せな家庭を手に入れたときの自分の姿までは思い浮かべられていない。つまり、ビジョンが明確でないということです。
主人公は仕事に対するビジョンが明確でないあまりに、目の前の業務しか見ていなかったように感じます。後半、自分のやりたいこと…「社畜ゾンビを救いたい」というビジョンがハッキリすると、今までとは違っていきいきと仕事をこなすようになります。
主婦も、例えば目の前の家事だけ見てしまうと、「なんでこんなにキレイに掃除しているのに」「ちゃんと栄養を考えて夕食を作ったのに」と、辛く受け止めがちになってしまいます。
そこで「お花が飾ってある食卓で、食器は白で揃っていて、家族みんなでいただきますをする。学校や職場の話を聞いて、息子は美味しくて大好きなから揚げとごはんをおかわりしてる」と想像できているのであれば、料理も面倒くさいより「やりたい」気持ちが大きくなり、前向きになれます。

また、アウトプットの一つの方法である「書く」こと。
手書きで文字を書こうというのは、ペンとノートさえあればスキマ時間にもできます。
私も今は手帳を書くことが楽しくてしょうがなくて、一日のスケジュールに「手帳タイム」を組み込むほどです。先程お話したビジョンも、リストにして書いて毎日見返しています。
でも、最初は子供が昼寝をした5分間とか、寝る前の5分間とかにポジティブ日記をちょろっと書くくらいでした。
それが毎日続き、子供のお世話が楽になってきたと同時に、書きたいだけ書けるようになったのです。

また「インプットとアウトプットの黄金比は3:7」だとも言われています。えーそんなの無理ー!という声を思わずあげてしまいそうになりますが、
実は主婦って、普段からインプットとアウトプットのサイクルをまわす機会がたくさんあります。
例えば、子供の持って帰ってきた上履きの汚れに驚愕し、真っ白に洗う方法をネットで調べるところがインプット。実際にお店で洗剤を買ってきて、洗う。それをママ友に「この洗剤、まじでおすすめ!」と話せばアウトプットも完ぺきです。
なので、難しく考えず、いつのまにかアウトプットできていた~となれば最高だなと思います。

また、真壁さんの「お前に俺の何が分かる!?」と言われ、
「アウトプットしてくれないから…わかんないんすよ!」と返すシーン。
これって「言わなきゃわからない!伝わらない!!」ってことで、実はつい最近、痛感していたことがあります。

私はこの時期息子の学校の学級閉鎖やオンライン授業が続いたため、日中は息子の勉強の邪魔にならぬように、静かにおとなしく過ごすことが多くなっていました。
息子はまだ低学年。他のことに気を取られてしまいがちなので、運動や家事などはもちろん、お菓子を食べながら動画を観る…こともできません。
旦那は朝早くから夜遅くまで仕事で忙しくしていたため、私はほとんど誰とも喋らずに過ごしていたのです。すごく孤独を感じていて一人で悶々とする日が続いていました。
けど一番身近な話し相手の旦那は、疲れて帰宅したとたんにお楽しみのスマホゲームに夢中…。
ある日「誰とも喋ってなくて辛い…」とこぼしたら、「え!?なんで!?」とまさかの返事。拍子抜けしました。
話し合ってみると、旦那にとっては、私が家で息子に気を遣って静かに過ごしていることや、誰とも話せなくてしんどいことが想像ついてなかっただけであることも分かりました。
そこで、朝から私の一日を日報のように報告するようにしたら、少しずつ分かってくれるようになりました。スマホゲームも、時限イベント以外は手を止めて聞いてくれるようになりました。笑
日中にネットで見た笑える記事を「見てみて~」と話すだけでも楽しいし、孤独感も薄れていきました。
私が旦那に、自分の状況や思いを伝えることで、旦那が優しくしてくれるようになったのです。さらに、私も旦那に優しくしてあげたいなと思えるようになり…返報性の法則も発動し、今では前より仲良しになったと感じています。
伝えるって自分がラクになることはもちろん、自分のまわりをよりよくするためにも大事なことだと実感できました。

マイペース主婦ですが社畜ゾンビならぬ「主婦ゾンビ」にならぬように、できるアウトプットを楽しみながらやっていこうと思います。

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